こころも生まれ変わる
今ある庭の中にさらなる可能性を見つけ、お客様が今後どのような暮らし方を求めていらっしゃるのかをお客様と一緒に考えてゆきながら、庭とお客様が日々いきいきと輝かれるよう願ってリフォームさせて頂きます。
思い出の素材とともに
現在の庭にある植物や石などの素材は、お客様にとってこれまで歩んで来られた道につながる大切な思い出。これらの素材を新しい庭の中で活かし 使えるものを使うことで、庭がお客様の思い出をそっと照らしてくれることを願っています。
リフォーム施工事例
埼玉 S邸
以前の庭は、石組みの池のある日本庭園風のものでした。今回のリフォームでは、毎日忙しく過ごされている施主さまが庭に出た時にふっと自分自身の時間を感じて頂けるよう、そして日々の一瞬一瞬が庭の草花によって彩られて行くようにと考えました。施主さまは元々植物がお好きでたくさんの鉢植えを育てられていたため、四季折々色とりどりの草花が施主さまの心に寄り添うイメージで設計させて頂きました。
リフォーム前
リフォーム後
リビングから出た所に設けたテラスでは、そこに立った時 色とりどりの花や木に囲まれて 庭の景色がより楽しめるようになりました。 また、以前の庭にあった庭石を、石一つひとつが庭の中でいきいきとするように新しい庭に取り入れました。一番良い表情をした石面を表に見せ、草花に包み込まれながら横たわる石や 歩みを導くように流れを作って並ぶ踏み石と、どの石もそれぞれの居場所で心地良さそうにしています。 駐車場は庭の敷地内にあるため、木々で囲って車が庭の景観を邪魔しないように配慮しました。木々によって日差しが和らげられ、車も緑の中でゆったりと休んでいるように見えます。 門から玄関へのアプローチは既存の煉瓦の道を残し、道の両脇に植えた花々を植えたことで、玄関までの道を歩く楽しみが生まれました。この小径では、施主さまのお好きなバラも出迎えてくれます。 |
横浜S邸
以前の庭では、敷地が十分活かしきれていない作りである上に、デッキと板塀・土間によって庭の敷地が分断されて庭全体や庭と家の動線がつながらず、使いにくい庭になっていました。
今回のリフォームでは、古くなったデッキを作りかえるとともに、敷地の形を活かして 使いやすい庭となるように設計させて頂きました。
リフォーム前
リフォーム後
幅に凹凸があり長さもある庭の形を活かし、デッキやテラスなど異なる空間が高低様々につながることで 変化に富んだ景色が作られ、見た目に広く感じられるようになりました。また、ダイニング前では 広く明るいデッキの上でくつろげるように、リビングの前のテラスでは 木々や草花と触れ合えるように、と それぞれの空間にテーマを与えました。そして、デッキやテラスの段々は歩いているだけでも楽しく、周りの植栽が庭での歩みを彩ってくれています。それぞれの空間には活動が生まれ、庭での暮らしがより豊かになりました。 奥様ご希望の白い塗壁も植物の緑に映えています。 |